スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グッカー(Gucker) PKA Ausf G-16/R-1

g16.jpg

(ぺーかーあー・あうすふ・げー・-)

 2885年のスーパーハンマー作戦の失敗後から、シュトラール軍が低軌道に配置した偵察衛星や、無人偵察機による偵察・監視活動を避けるために、傭兵軍は悪天候時や夜間に大規模な部隊移動・物資輸送等の活動を行うことが多くなっていた。特に軌道上への物資打ち上げは、航空攻撃を避けるために大半が夜間に行われた。
 2886年に入ると打ち上げ数は増し、軌道戦力の充実はシュトラール軍の制宙権を脅かし、一部では奪われる結果となった。そこでシュトラール軍は夜間襲撃専門の部隊を編成し、打ち上げ・部隊物資輸送阻止作戦を行う事とした。
 襲撃部隊は、夜間装備を搭載した無人兵器が中心となっていたが、目標捕捉・選択、情報収集にはやはり人間の眼が必要であり、無人兵器に随伴し、指揮誘導を行う有人兵器が必要とされた。
 当初はカングールが適任とされたが、生産数の少なさと、輸送機材への搭載が難しい事が指摘され、装甲スーツをベースとした機体が開発されることとなった。ベースに選ばれたのは、機体容量に余裕のあり、生産数も十分であるPKAグスタフ」であった。
 試作機の生産はオーストラリアの兵器整備廠で行われた。組み立て前の機体と損傷により回収された機体数機が選ばれ、本国で設計・生産された夜戦キットが組みこまれた。こうして作られた機体は、G-4/R-1「グッカー(Gucker=眼)」と呼ばれた。
 8月に行われた、傭兵軍の軌道打ち上げ基地への大規模襲撃作戦「ネッカー演習」で勇名をはせることとなったグッカーは、各戦線から配備を要求されるようになった。しかし、G-4/R-1の生産数はグスタフの生産に影響を与えないように少なく設定されており、要求を満たすことは無理であった。そこで、技術力の劣る植民星工廠での生産のためにホルニッセ搭乗能力を削除し、大きいが安価で出力のあるエンジンに換装した簡易生産型のG-10/G-14をベースに夜戦型が作られることとなった。これにより生産されたのが、G-16/R-1である。
 G-16のベースとなったG-14は、生産段階よりサイドキャノピ用の開口部が無く、構造的に防御力はグスタフを上回っていた。サイドキャノピがあった部分には、側方レーダーとレーザ/赤外線/紫外線系前方監視装置が搭載された。前方監視装置の捉えた映像は、戦術ディスプレイ上やパイロットが装備するヘルメットサイトに投影されるようになっている。胴体前方のセンサーユニットには、低光量光学カメラやサーチライト、レーザー目標指示装置などが搭載されているが、機体によってそれらの装備は違っている。
 遠距離からの赤外線探知をさけるために、機体内部の熱は装甲板内部に張り巡らされた流体型サーマルジャケットで吸収し、エンジンカバー上部に取り付けられた排熱コンバーターにより外気と混合されて排出されるようになっており、排熱コンバーターの駆動にはエンジン排気のエネルギーが使われた。エンジン排気も同様に外気が混合され、赤外線抑制型排気口の効力と相まって、外気温にほぼ近い温度にまで下げられて排出される。さらに搭乗パイロットも赤外線放射を遮断するサーマルスーツを着用、身体の熱も水冷式アンダースーツにより吸収し、赤外線放射を小動物並にするという徹底した設計になっている。
 キャノピも赤外線の排出を減少させるコーティングがなされているが、コーティング剤がキャノピの透明度を減らすために、裸眼での情報収集を好むパイロットを中心に、コーティングを行わない者も多い。
 無線システムは、通常のシステムと共に無人兵器との交信を目的としたFuG51/56が搭載され、頭部装甲板の上部にループアンテナが装備されている。
 武装はベースになったG-14と同系のPWM.41/ASで、G-4/R-1のように専用の夜戦照準機は搭載されていない。これは、PWM.41/ASが複合照準機をすでに装備しているためであった。
 G-16/R-1は2886年9月よりヨーロッパ戦線に配備が開始された。最初にG-16/R-1を装備した第15夜間襲撃大隊は、バラトン湖周辺の湿地帯で戦闘を行った。同大隊の装備機は、湿地帯に生息する大型両生類を参考にした迷彩を施しており、そのため「カエル大隊」と呼ばれている。

(2009年夏のワンフェスで販売予定のグッカーの設定。くわしくはこちら
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。