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AFS Mk.III

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(えー・えふ・えす・まーく・すりー)

AFSの成功により戦況を一変させた傭兵軍であったが、期待の新兵器であるAFSは生産が需要に追いつかない状態であった。2883年6月のデビュー戦直後から生産性の向上を図るための再設計作業が行われ、機体をリファインしたAFS Mk.IIが生産されるようになった。
しかし、生産性が向上したMk.IIでも需要を満たすことができず、地球独立民兵軍からもAFSの配備要求が出されるようになるとどうしようもなくなり、さらなる生産性向上モデルが必要となった。
そこで出された回答が、徹底的に省略化した簡易型AFSであった。
簡易型AFSは、外見はそれまでのAFSに酷似しているが、フレーム強度が落とされ、装甲素材もワンランク低いものが使われ、被弾確率の高い部分以外は装甲厚が減らされた。パワーアシスト機能も装甲服を動かせる程度に制限され、最高速度も大幅に低下している。その分着脱と操縦は簡単になり、錬度の低い民兵でも扱うことができるようになった。それに目をつけた教育部隊が訓練用にと注文を出してきたため、担当官は設備と資材の調達に駆け回ることとなった。
簡略化はセンサ系にも及び、レーダーは性能限定型か取り外された。代わりにバイザー部分の面積が大きな視界の広いヘルメットが装着された。新型ヘルメットは閉塞感が少ないと高く評価された。
通信装置もバンド数の少ない近距離用のもののみが搭載された。計器類も最低限のものだけとなり、エアコンは部品の安さだけが取り得の劣悪な性能のものが取り付けられた。
武装は、低出力のエクサイマーレーザーガンに換装された。整備性を優先するために、小容量の反応剤タンクとバッテリーを銃自体に内蔵するタイプとなったため、発射回数は20数回と少ないが、火力の面では通常のAFSに遜色ないものであった。
簡易型AFSは「AFS Mk.III」と名づけられ、2884年秋頃から北米にある陸軍中央工廠の新ラインで生産が開始された。
しかしMk.IIIの生産は、同時期に登場したSAFSで装備数を満たす方が有利であると判断されて早々に中止となり、170機が生産されただけであった。
しかし、Mk.IIIの開発は無駄ではなく、新設計の機体はルナポーンポーラーベアの基礎となり、生産ラインもそれらの生産に転用された。
生産されたMk.IIIは民兵軍に配備され、主に警備任務に使用された。

(初出:HJ社「SF3D別冊」 設定:かなりの部分がマイオリジナル)
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