スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グスタフ (Gustav) PKA Ausf G-10

g-10.jpg
(ぺーかーあー・あうすふ・げー・-)

画期的な新兵器AFS/PKAは、銀河各地の大国の軍事関係者を興奮させた。
大国の多くは地球型の植民星を持ち、そこでの治安活動に送り込む兵員の損害に頭を悩ませていた。兵員の防護服には重量的制限があり、武装も軽火器に限られていたため、惑星間戦争時の余剰兵器で重武装化したゲリラや反政府組織に対抗することは困難であった。
そんな状況に対応するためには、装甲と武装ともに要求以上の性能を持つ装甲戦闘スーツはうってつけであった。が、AFSは地球から輸出されるはずもなく、唯一のものはシュトラール共和国のPKA系列だけであった。
各国から要請を受けたシュトラール共和国であったが、PKAは最新鋭兵器であるため無条件に輸出・ライセンス生産を行うわけにはいかなかった。
同盟国の一部に駆動装置と武装の一部だけのライセンス生産権が下ろされる一方、生産機の輸出を行うことが決定された。輸出型機は、シュトラール軍が使用しているものと略同型であったが、機体内部装備や火器管制装置、通信機材などが輸出向けに性能が劣る、形状も違うものが搭載されることになった。
輸出型として作られたのはハインリッヒとグスタフの二種類で、生産は本国ではなく、植民星の機械製作会社で行われた。工場の中で最大級の規模を持つのがラル社で、惑星間戦争時からシュトラール軍向けの兵器生産を行っていたため、生産開始にはそんなに時間が掛からなかった。
ラル社で生産されるグスタフは、ホルニッセへの搭乗機構がすべてオミットされており、陸上戦闘能力を重視しているため各部の装甲が強化されていた。エンジンは通常のグスタフのものと同出力を出すものの寸法が大きく、静粛性などが劣る安価なタイプが搭載されていた。そのため、背部には機体からはみ出たエンジンを防御するために、防音カバーを兼ねたエンジンカバーが装備された。
武装は、ラル社が独自に改良した蓄電能力が高められたPWM.41/ASが装備され、連射性能が向上していた。
最初の生産機がロールアウトする寸前に状況が変化する。2885年9月に傭兵軍による大反攻作戦が行われ、その後の世界各地での敵軍の攻勢に憂慮した軍が、PKAの輸出を停止し、すべての生産機を地球での戦いに転用することを決定したのである。
ラル社製のグスタフには「PKA Ausf G-10」の制式名称が与えられた。初期ロットの機体はセンサや通信機器を装備せずに地球に送られ、現地でシュトラール軍仕様の装備品が搭載された。
最初にG-10を装備したのは、オーストラリア・タスマニアに展開していた独立突撃戦車大隊であった。同大隊は純粋な戦車大隊であったが、G-10の到着を期に装甲擲弾兵中隊を付属させることになったのである。G-10が戦車大隊に配備されたのは、G-10がホルニッセ搭乗装置を持たない純然たる陸戦仕様機だったからである。
その後G-10は戦車大隊に付属する装甲擲弾兵中隊や、陸戦ハインリッヒからの機種転換部隊に優先配備された。
G-10は停戦までに数百機が生産されたとされるが、正確な数は不明である。
ラル社製のグスタフは、ニーベルンゲン製作所製のグスタフより性能はやや劣るが、寸法的に余裕のある作りとなっており、大柄なパイロットや一部のエースパイロットに好まれた。
夜間装備を搭載した夜間襲撃機タイプも若干数が作られている。

○PKA Ausf G-14
G-10の改良型で、生産当初より機体側面のサイドキャノピを廃止し、一体型のボディシェルにより防御力を向上したタイプ。
(サイドキャノピを装甲板で塞いだ機体の中には、爆風等で装甲板が外れるものがあり、問題となっていた)
サイドキャノピがあった部分にはD/F型と同型のレーダーバルジが設置され、視界の狭まりを補完している。
G-10同様、装甲擲弾兵中隊やハインリッヒからの機種転換部隊に優先配備された。

ワンフェス2008夏に販売したフルスクラッチ・グスタフのマイオリジナル設定)
スポンサーサイト
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。