スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グラジエイター 先行量産機(Gladiator もしくは Gradiator)

gra01.jpg

制式名称:HAFS グラジエイター

傭兵軍の四脚歩行重装甲戦闘服。
AFSの成功により、傭兵軍は同規模であればシュトラール軍の野戦部隊を軽く撃破するだけの火力を歩兵部隊に付与することができた。しかしながら、レーザーしか固定武装を持たないため、コンクリートなどで分厚く防護された目標を攻撃したり、建物に立てこもる部隊の駆逐には以前よりも時間がかかるようになった。
さらに、全身を装甲化したため視野や聴覚が制限されることになり、AFSの索敵範囲は通常の歩兵に劣るようになった。レーダーを搭載したが、レーダーの使用には制約があり、光学・電子的シーカーもAFSの機体には搭載できなかった。
そこで、AFS部隊を支援するための大型機が開発されることになった(一部で誤解されているが、二脚歩行形式の重AFSの開発計画と、この計画はリンクしていない)。
設計は、多脚歩行機器の開発に定評のあるボムフォル&チオネル社に依頼された。ボ社は、シュトラール軍に無人歩行戦車「クレーテ」を提供していたが、多国籍企業であるためその辺りは問題にならなかった。
ベースになったのは、地球型惑星開発用に使われていた四脚型の歩行機材で、胴体の後背部にエンジンを積み、駆動部は胴体の下部に位置していた。この形式は、背面に広い面積を、胴内部に大きな容積を得られる利点がある反面、背が高くなる欠点もあった。しかし、背が高い分踏破能力も高くなるため、傭兵軍関係者は欠点には目をつぶることにした。
装甲の強化を要求されたボ社は、傭兵軍にSAFSで使われている間接視認システムの技術提供を求めた。同システムが使えない場合は、背面に大きな死角ができるため、コクピットに大きな開口部を設ける必要があり、それでは要求を満たすことは不可能であった。間接視認システムは極秘中の極秘だったため、傭兵軍は当初提供を拒んだが、技術流出があった場合の補償契約を取り交わした後に、システムが提供された。
完成した試作機は、前部にSAFSの胴体を丸のまま埋め込んだような形となっていたが、装甲はSAFSより強化された。
操縦は操縦桿で行うこともできるが、主に脳波コントロールで行うようになっていた。この脳波コントロールの完成度は非常に高く、実戦テストに参加したパイロットは、「機体が勝手に弾を避けた」と言ったほどである。このため、パイロットは索敵や指揮に専念することができるようになった。
2885年5月に、分解された形で地球に持ち込まれた数機の試作機が戦場での試験に参加した。四脚歩行戦車の機動力は予想以上に高く、AFSに充分に追従することができ、場所によっては完全に凌駕することもできた。脚部の被弾にも強く、万が一1本の脚を失っても、残りの3本で行動が可能であった。
武装は、榴弾火力の高い3連装100mmロケットランチャーを装備した。武装はこれだけであり、戦闘中の再装填も難しかったが、歩行戦車には火力よりも索敵・指揮能力が要求されたためそれほど問題にはならなかった(後日実戦投入されると、継戦能力の乏しさは問題となった)。
11月に先行量産機128機が到着、同時にHAFS「グラジエーター」の制式名称が与えられた。重AFSに分類されたのは、機体の性格を秘匿するのと同時に、パイロットがSAFSからの転換者が多かったからである。

(例によってマックロ本2との内容に随分差がありますので注意)
スポンサーサイト
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。